MS-60B+のセッティング(ジャズベ編)

今回はジャズベースの音作りをしました。

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1)楽器とジャンル

使用した楽器は、バッカスジャズベースです。

BJB-1RSMという廉価版なんですが、音はとても良い楽器です。

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それから今回紹介するセッティングは、バンドで使用している数値です。

 

YouTubeなどでは…「スラップ演奏用」や「弾いてみた動画用のセッティング」がほとんどです。

 

マチュアバンドがスタジオやライブで使用するセッティングが、探したけどありません。

 

そのため、今回情報をまとめました。地味で現実的?な音になりますのでご了承ください。

 

またバンドのジャンルは、昭和歌謡曲から90年代くらいの少し懐かしいJ-POPです。

 

2)クリーン

まずはクリーンのセッティングです。

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ZNR→BLACK OPTICAL COMPRESSOR→サンズアンプ→EQ

の順番になっています。

 

ZNR(ノイズリダクション)の使い方は、過去記事もご覧ください。クリーンなので、しっかり効かせてあります。

MS-60B+のセッティング(プレベ 編) - ベース友の会!

 

コンプはお好みで掛けてください。

サンズアンプは歪ませない設定です。

EQはミドルカットして、4.5Kを上げています。

 

3)歪み

歪みは以下の通りにしています。

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ZNR→BLACK OPTICAL COMPRESSOR→DARK OVERDRIVE→サンズアンプ→EQ

 

ZNRは歪み用の数値にしています。

コンプもクリーンより薄めに掛けて、オーバードライブとサンズアンプで歪ませます。

EQは800Hz以上を上げています。

 

4)コーラス

これはクリーン設定の後ろにつけています。

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飛び道具ですね。

 

5)イコライザー

今回は、EQを一番最後に持ってきました。

 

こうすることで、バンドで演奏する際に音の微調整をEQで行えます。アンプを触るのと同じです。

 

6)プレベムスタングベース

参考に、プレベ用とムスタングベース用を紹介します。

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ムスタングベース友の会」で紹介したセッティングです。プレベも、このセッティングとほとんど同じです。

セッティング見直し - ムスタングベース友の会!

 

ジャズベース用との違いは、ローをカットして、代わりにトレブルとミドル(800Hz)をブーストしています。その上でピック弾きをします。

 

私が参加するバンドはギターが2人いて、キーボードがいたこともありました。どうしてもギターにマスキングされてしまいベースが埋もれてしまいます。

 

そのため、輪郭がハッキリ出るように工夫していました。

 

7)まとめ

ジャズベースの音作りは、プレベムスタングベースと比べたら「作りやすい」と感じました。

 

どんな数値にしても、音抜けが良い。

ぶっちゃけ、アンプ直結でもオッケーじゃないでしょうか?

 

コンパクトエフェクターなら、ブースターかコンプ一つ。僕ならプリアンプ一つで十分。エフェクターは味付け、補正程度で済んでしまいます。

 

最初にお断りしているように、ここで取り上げたのは「バンド演奏用」です。

 

「弾いてみた」などでは地味な可能性もありますから、他の方が紹介されているセッティングを参考にしてみてください。

 

ジャズベースは万能選手!

今更ながら、ジャズベースの良さを再認識しました。

ジャズベースは使いやすい!

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1)ジャズベースは優秀

ジャズベースが多くの人に愛されている理由。

それは…

  1. 使いやすい
  2. 万能選手

だからです。

 

実際、スタジオ系のベーシストさんやお仕事でベースを弾く方のほとんどが、ジャズベースを基本とする「JJピックアップ」の楽器を使用されています。

 

ジャズベースがあれば、困らないと思います。

 

2)使いやすい

よく言われるのは…

ネックが細くて弾きやすい!こと。

 

私は音作りがしやすいことが最大のメリットだと思います。

 

3)アンサンブルにハマる

何もしなくても低域と高域が出て、中域が引っ込んだ、いわゆるドンシャリの音が出ます。

 

また輪郭をハッキリさせる高域が多いため、プレベみたいにモコモコしない。バンドアンサンブルで、特に工夫をしなくても音が抜けます。

 

アンプに繋いで、とりあえず全部ツマミをフラットで鳴らしても、十分にバンドで使える音が出せてしまいます。

 

4)万能選手

ジャズベースの音は、ジャズにもロックにも相性が良い万能選手です。

 

フロントピックアップをメインに使えば、プレベに近いファットな音色。リアピックアップメインに使えば、輪郭のあるハッキリした音が出せます。

 

5)プレベムスタングベース

プレベムスタングベースの場合、バンドのメンバー構成やジャンルによっては使いにくい場合があります。

 

具体的には、ハムバッカーのギタリスト(レスポールなど)がいる場合や、ギターが2人いるバンドの場合、音の帯域が被ってマスキングされやすい傾向があります。

 

私自身のバンドがこのパターンなのですが、音作りや弾き方に苦労しました。

 

6)帯域が被らない

ジャズベースの場合、先ほど挙げたギターの帯域と被らない音が出せるようです。

 

ギターのピークは800Hzあたりのいわゆるカマボコ型になります。

 

実はプレベムスタングベースもギターと同じ周波数が抜けます。従って、マスキングされやすくなります。

 

ジャズベースは、250Hzあたりのローミッドと2〜4KHzあたりの音が抜けます。そのため、ギターと被りにくいことが研究?で分かりました。

 

7)まとめ

ジャズベースはとても優秀な楽器で、もしベース選びに迷っている方がいましたら、迷いなくジャズベースをお勧めします。

 

もちろん、プレベムスタングベース(スティングレイなど)も良い楽器です。

 

しかし、あまり悩まずにバンドで演奏したい人にはジャズベースを選択した方が良いと現段階では考えます。

 

音作りの基準として、ジャズベースを1本持つことをオススメします。

 

 

 

 

MS-60B+のセッティング(プレベ 編)

今回は、マルチエフェクターの設定。

プレベ編です。

※2025年5月24日の記事を加筆・更新しています。

 

機種は定番のZOOM 「MS-60B+」となります。

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過去にマルチエフェクターについて投稿しました。

マルチエフェクターの使い方 - ベース友の会!

 

また、B1 four の記事も書いています。

ZOOM B1 Fourのセッティング - ベース友の会!

こちらも、あわせてご覧ください。

 

1)歪みが良くなっている!

マルチエフェクターによくある…

  • 歪みがイマイチ
  • 膜が張ったような音

…が、見事になくなっています!

 

例えばサンズアンプにしても、実機と区別がつかないくらい音が似ています。後述するオリジナルのプリアンプパッチと組み合わせたら最高でした。これだけでも買いです。

 

LINE6も歪みは自然で良かったのですが、本物のサンズアンプとはちょっと違うよな?くらいの差がありましたが、こちらは見事にそっくりです。

 

素晴らしい進化ですね。

 

2)オリジナルプリアンプが良い

ZOOMオリジナルのプリアンプ「CLEAR DRIVER PREAMP」が、とても使いやすいです。

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パッチメモリーの1番目にあるやつです。

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たぶん、一押しなのだと解釈しています。

 

このプリアンプとサンズアンプを繋ぐだけで、良い感じになってしまいます。めちゃくちゃ音作りが簡単です。

 

それでは具体的な使用例を紹介します。

 

3)使用例

これは私が参加する、女性ボーカルの歌謡曲バンドで使うパッチです。

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ZNR

EQ

DYNAMIC COMPRESSOR

DARK PREAMP

BASS DRIVER PREAMP

CLEAR DRIVER PREAMP

の順番に並べてあります。

 

※楽器はプレベで、指弾きメイン、曲によってピック弾きで演奏となります。ジャズベースの方は、このセッティングでは合わない場合がありますのでご了承ください。

 

「DARK PREAMP」を歪みとして使用して、曲によってオンオフします。

 

4)ZNR

ZOOMのノイズリダクションは、とても優秀です。

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画像は、現在の設定です。

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楽器本体からのノイズを減らしたいため、GTRINにしています。

 

数値について、再度解説させていただきます。

 

まずDETCT(ディテクト)は…

  • 楽器のノイズをカットしたい→「GTRIN」
  • 最終段でノイズをカットしたい→「EFXIN」

です。

 

ここで気をつけるのは、EFXINにした場合の数値です。数値が高いと歪みのサスティーンまで消されてしまいます。ちなみに繋ぐ位置は関係なく、最初か最後で働く様になっています。

 

Depth(デプス)は、ノイズを減らす割合です。しっかり無くしたい場合には100です。うっすらノイズを残したい人はいないと思いますから、基本的に100で大丈夫です。

 

THRSH(スレッショルド)は、ノイズカットが働く感度です。試しに数値を100(感度100)にすると、弦を触れた時にピックアップが拾う音(いわゆるタッピングで鳴らす音)まで無くなってしまいます。だいたい30くらいから聴いてハッキリ分かるくらいにカットされます。

 

歪ませる人は、30以下にした方が安心です。歪みの音までノイズと判断して消えてしまいますから。

 

数値をどうしたら良いか分からない方は、10から20くらいにしておけば大丈夫です。

 

Decay(ディケイ)は、ノイズを感知した時に音を消す反応速度です。数値を小さくするほど、音が消えるまでが速くなり、大きくすればゆっくりになります。

 

歪みやリバーブ、コーラスといった音を伸ばすエフェクトを使う人は、Decayの数値は大きくしないと不自然にプツッ!と切れます。必要な音まで消されてしまいますから、気をつけてください。

 

私は歪みを使用するためTHRSHを10、Decayは30にしています。

 

5)EQ

音作りのキモはイコライザーです。

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もしかしたら、人によってはイコライザーだけ使用すれば充分かもしれません。 

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一番最初に置いて、画像の様なセッティングにしています。

 

50をカット、400と500をカット。

800と4.5kをブーストしています。

 

ベースの周波数は…

250ブースト

500カット

800ブースト

4Kブースト

…にしておけば、だいたい良い感じになります。

音が良く聴こえるけど、うるさく感じない。

 

具体的には、こちらをご覧ください。

邪魔しないベース - ベース友の会!

 

6)COMPRESSOR

コンプは「ダイナコンプ」を使用しています。

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理由は、他のパッチより輪郭のある音になり明瞭になります。

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割とコンプをしっかり掛けています。

お好みで設定してみてください。

 

7)DARK PREAMP

歪みエフェクターとして、ダークグラスを使用しています。

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画像の通りにしています。

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ローミッド(たぶん500あたり)はモコモコするため少しだけカット。ハイミッド(1キロくらいかな?)は音抜けを良くするため、ややブースト。ゲインは35と控えめですが、ピックで鳴らすと十分に歪みます。

 

8)サンズアンプ

音の艶を出すために、サンズアンプを選択。

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これは後段のCLEAR DRIVER PREAMPとセットで掛けっぱなしにします。

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数値は画像の通りにしています。

プレゼンスを絞って、500Hzを少しカットしています。このセッティングでサンズアンプは、主にキャラクター作りの役割をさせているためゲインは低めにします。

 

9)CLEAR DRIVER PREAMP

2で紹介したオリジナルプリアンプです。

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サンズアンプとセットで、音作りの土台にします。

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画像の様なセッティングにしています。

ローカット、輪郭を出すために800Hzブースト、トレブルをブースト。プレゼンスはカットしています。

 

プレゼンスは弦を擦る音などノイズも多く、歌がメインのジャンル(特にバラード)で邪魔になるため絞っています。

 

ぶっちゃけ、このあたりは好みですね。

私は、ベースがパキパキに派手なのが苦手なので控えめセッティングにしています。

 

10)使い方

スタジオ練習やライブでの使い方です。

 

まずアンプのツマミは全部フラットにします。あらかじめバランスはEQで調整してあるため、スタジオ入室して2分で音が出せます。

 

アンプが変わっても音作りで迷わない。準備が早く済む。これが足元にエフェクターやプリアンプを置く一番のメリットに感じます。

 

ライブでの微調整は、潔くPAさんにお任せします。私の場合は、基本アンプ直派の補正みたいな使い方をしています。

 

画面には、DARK PREAMPを表示しておきます。フットスイッチでオンオフすることで、曲調によって「クリーンと歪み」を使い分けます。

 

リハではクリーンで指弾きと、歪みでピック弾きの2種類を鳴らしてPAさんに音量を調整していただきます。

 

ステージ本番では、指弾きとピック弾きを使い分けます。

  1. 指弾き+クリーン
  2. 指弾き+歪み
  3. ピック弾き+クリーン
  4. ピック弾き+歪み

この4種類あれば十分に対応できます。

 

11)マルチエフェクターの特徴

さて、これは昔から変わらないのですが、

マルチエフェクターは…

・ローが出過ぎている(盛り過ぎ)

・高域が足りない(天井が低い)

この二つが特徴となっています。

 

つまり…

  1. 低域を控えめにする
  2. 高域をブーストする

 

この二つが、メーカー問わずポイントです。

 

ローをカットして、ハイをブーストするだけで良い感じになります。

 

高域の天井が低いのは、パッシブのベースでしたらやや大袈裟に高域を出しておいて、実際に演奏しながらベース本体のトーンを絞って調整すると良いです。

 

良くトレブルをカットする設定例がありますが、私はブーストします。そして、出音のバランスを見てトーンを絞って調整します。

 

音量もうるさいくらいに出しておいて、手元で絞っておけば、(私はやらないけど)ソロ時にボリューム上げてブーストできます。

 

12)弾いてみた用

じゃあ、なぜメーカーさんはローが出過ぎた設定をプリセットにしてあるのか?

 

それは「ベース単体で弾いてカッコ良い音」にセッティングされているからです。

 

MS-60B+に限らず、安価なマルチを購入する大半はアマチュアミュージシャンで、バンド活動ではなく自宅で楽しむ目的の人が多いのではないか?と推測します。

 

1人で鳴らすと良い感じ。しかし、バンドで鳴らすと少しベースがうるさかったり、聴こえないセッティングであることが多々あります。

 

13)埋もれるのではなく馴染む

ここからは個人的な好みですが、ベースは主張しすぎない方が良いと思います。

 

よく「ベースが抜けない」「埋もれる」みたいに言う方がいますが、それがリズム隊としての本来のベースじゃないかと考えています。裏方ですよ。

 

埋もれる×馴染んでいる〇

とも言えます。

むしろ良いことじゃありませんか?

 

例えばドラムに置き換えて考えてください。

  • ドラムばかりが爆音で目立つ
  • ドラムがバンドに馴染んで落ちついている

私は、後者の方が好きです。

 

良くアマチュアベーシストが悩む「ベースが抜けない問題」は、実はギターが被っていることが多いです。ギターにマスキングされています。ギターと帯域が被っています。

 

つまり、ギターさんにお願いしてローを下げてもらえば解決します。バンド全体のバランスが大切で、ボーカルが一番ハッキリ聴こえる音量が正解だと思います。

 

14)まとめ

MS-60B+は、めちゃくちゃ使えます!

  • 音が良い
  • コンパクト
  • 安い

ぶっちゃけ、これだけ買えば困らないレベル。

 

最近はマルチエフェクターの人気が高まってきており、将来的にはマルチ(デジタル)の時代になるのではないでしょうか?

 

高額(15万円以上)のマルチエフェクターも出てますが、私はZOOMで十分だと思います。

 

実際、プロの人が仕事で使っていたりします。

実用レベルの高いエフェクターです。

 

成功するバンドメンバー募集方法!

今回は、「バンドメンバー募集」についてです。

これを抑えたら、メンバーが見つからなくて困ることも、マッチングミスで加入脱退を繰り返すことも防げるのではないでしょうか?

 

1)募集内容が明確であること

一番大切なのは、条件と目的を明確に書くことです。

 

募集するメンバーの条件、バンドの方向性、活動方針などです。一番良いのは後でも書きますが、ライブや練習の動画を公開することでしょう。

 

演奏動画を見ていただければ、レベルの差や、ノリの違うメンバーさんが来てしまうなど…マッチングミスをかなり防げるはずです。

 

2)失敗する例

たとえば良くある失敗例。

「メンバーを募集します!年齢性別問わず。選曲はメンバーが揃ってから決めましょう!方向性、練習日もメンバー揃ってから考えましょう!」

ほぼ間違いなく失敗します。

全く演奏レベルや相性の合わない人が参加したり、バンド活動に求める目的が合わなくて、空中分解する可能性が大きいです。

 

では、何を書いたら良いのか?

  1. ジャンルと演奏する曲
  2. メンバーの年齢、募集する年齢
  3. スタジオに入る頻度、曜日・時間
  4. ライブ活動の頻度
  5. 演奏動画でバンドのレベルや雰囲気を伝える

 

この5点です。

 

1から3は、ほとんどのメン募記事でクリア出来ています(※時々、これさえも無い募集を見ます)

 

…しかし、大半の募集には4と5がありません。

ライブ活動の頻度と、演奏動画です。

ここが盲点となります。

 

バンドのマッチングは、音楽性よりも「方向性」。何を目指すのか?が全てです。

 

「毎月ライブしています。動画を見てください!」百聞は一見にしかずですね。

 

3)ライブ活動の頻度

これは温度差が出てしまう大切な項目です。

 

  1. 毎月ライブ活動するバンド
  2. 無理なく年に1度ライブするバンド
  3. ライブ活動は一切しない方針

この三つは、全く別物の活動となります。

 

最近では「ライブ活動をしない方針のバンド」も増えています。ライブのプレッシャー、チケットノルマなどを考えたくない。気楽に、のんびりやりたい人たちです。

 

いわゆるセッションを、固定メンバーで楽しむサークルですね。スタジオで音を出して楽しむグループです。

 

また、コロナ禍を経てオンラインで活動する新しいバンド形態も見られます。YouTubeなどに動画を上げるスタイルです。

 

…かと思えば、毎月の様にライブ出演しているアマチュアバンドもあります。

 

バンド活動とひとことに言っても、温度差がめちゃくちゃ違います。誤解を生まないためにも、ハッキリさせましょう。

 

  • ライブ活動のために、リハーサルを積み重ねるバンドなのか?
  • 仲間うちでセッションを楽しむための募集なのか?

この違いは大きいです。

ここで温度差にズレが生じて、メンバー脱退することが大半じゃないでしょうか?

絶対に明確にしておいた方が間違いありません。

 

4)演奏動画で伝える

百聞は一見にしかずの通り、スタジオ練習の様子で構わないので動画、もしくは音源を公開した方がマッチングミスを防げます。

 

いざスタジオに入ってみたら、イメージしていたのと違った!?→脱退→メンバー募集→脱退を繰り返しているバンドさんは、たぶん上の二つが曖昧になっている場合がほとんどです。

 

5)セッションで知り合う

私自身の経験になりますが、「セッション」「オープンマイク」などで知り合ったメンバーとバンドを組むと、めちゃくちゃ上手くいきます。

 

当たり前なのですが、メンバーのタイプや演奏技術のレベル、そして音楽的志向が一致するわけです。

 

やはりネットの文字だけで判断するのには限界があります。可能な限り、明確に伝わるように書くこと。映像や音源を聴いてもらうこと。方向性について濁さずに明確にお伝えすること。

 

これをしてから、バンドメンバーを招いた方が間違いありません。

 

6)ジャンル

バンドのジャンルによっても、メンバーの獲得率に差が出ます。

 

オリジナルバンドとカバーでは、カバーの方が有利となります。理由は簡単で、オリジナルで「このバンドに参加したい!」と思わせる楽曲を作れることは稀だからです。

 

逆にメンバーを集めやすいのは、ギターが主役で難易度もやさしい定番ロックバンドです。誰もが知っている楽曲のカバーですね。

 

他には…

  • 無理なく歌える
  • 楽器が少なくても再現できる

ジャンルです。

 

ボーカルさんの声が出ないのは、致命的となります。あまりに歌唱力が要求されるジャンルは避けた方が間違いありません。

 

また、キーボードがいないと再現できないジャンルも避けましょう。なぜならば、メンバー募集で一番見つからないのはキーボードだからです。

アマチュアバンドはジャンルを選ぼう! - ベース友の会!

 

7)年齢や職業

もし可能であれば、年齢が近い方が失敗しにくいです。

 

たまに親子くらい年齢が離れていても上手くいっているバンドも見かけますが、稀だと思います。年齢差は10歳以内が間違いないでしょう。

 

また職業も、あまりに掛け離れると合わない可能性もあります。

 

  • 社長とフリーターバンド
  • 警察官とヤクザバンド
  • 富裕層専業主婦とシンママバンド

 

面白いけど、合わないかな?

生活レベルが掛け離れた人同士が仲良く…無理ではないですが、必ず葛藤は生じますね。

 

例えば、毎週土日休みのメンバーと、平日しか休めない職業のメンバーが集まるとスタジオ予定が組めません。

 

それから収入の差がありすぎても、価値観が合わずに破綻してしまいます。

 

それから練習後に毎回飲み会をするバンドは、ちゃんと書いた方がトラブルを防げます。私自身は飲み会大歓迎派ですが、中には飲み会を負担に感じるメンバーさんもいます。

 

もう一つ、30代〜40代前半は経験上メンバーが集まりにくいです。

 

理由は仕事が忙しかったり、結婚したり子供が小さかったりで、バンド活動に時間を掛けられない現実があります。

 

…というか、今の若い人たちはバンド活動しません。これは地方になると顕著に現れて、スタジオ行っても50歳以上の人たちで溢れかえってます。

 

8)良い例

それでは、良いバンドメンバー募集例です。

 

【J-POPセッションサークル】

女性ボーカル90年代J-POPを楽しむサークルです。

メンバーは40代50代の会社員。

同年代のメンバーを募集しています。

練習は毎月第三土曜日の夜に、〇〇スタジオ。

練習終了後は飲み会あり。

スタジオのみで、ライブ活動は考えていません。

ゆるく音を出して、練習後のお酒を楽しめるメンバーさんを募集します。

 

【プロ志向オリジナルバンド】

メジャーデビューを目指す大学生です。

プロを目指す〇〇さんを募集しています。

毎週土日に市内のスタジオ、毎月3回くらいライブしています。

メンバーは全員学校は違いますが、市内在住です。上級レベルのプロを目指す同年代を募集します。

楽曲は、YouTubeチャンネルをご覧ください。

 

【親父ロックバンド】

70年代の洋楽をカバーする親父バンドです。

メンバーは、40代の男です。

同年代の男性を募集しています。

全員家族持ちのため、スタジオは月に一度「第四金曜日の夜」に入ります。

練習後は毎回行きつけの安い居酒屋で軽く一杯。ライブは半年に一度、〇〇でノルマ無しで演奏させてもらっています。

演奏技術は問いません。ストレス解消でロックをやりたい親父メンバー募集!

 

【社長ジャズバンド】

メンバーは40代〜60代の男女。会社経営者、医師のメンバーによるバンドです。フュージョン系の音楽をセッションします。

毎週末、メンバーの自宅スタジオでリハします。

年に数回ライブハウスを貸し切って演奏会を開きます。またボランティアの慰問演奏もしています。

よろしければ、私たちと一緒に活動しませんか?

 

9)まとめ

バンドは、かなりデリケートな活動です。なぜならばアイデンティティ」を追求する活動だからです。

 

少なくとも価値観が似ているメンバー。

バンドに求める目的が同じメンバー。

そんな人が集まらないと成立しません。

 

特によく言われる「音楽性」よりも、「方向性」「目的」の方が重要だと思います。

 

以上、バンドメンバーを募集される際、バンド加入される際の参考になれば幸いです。

 

音楽は才能

私は、音楽は才能と考える派です。

プロになれる人 - ベース友の会!

 

才能にも色々あります。

  1. 遺伝的要素(音楽家一族など)
  2. 恵まれた家庭に生まれた(お金持ち)
  3. ルックスが良い
  4. マーケティング戦略が上手い

これらのすべてを含めて才能だと考えています。

 

実際、売れているミュージシャン=技術ではなく、ルックスが良くて今の時代に即したニーズに合った音楽がやれること。そして、芸能に理解ある家庭環境で育った方が多く感じます。

 

1)遺伝による影響

残酷な真実ですが、近年の研究で音楽の才能は遺伝子が大きく影響することが分かりました。

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↑このデータを鵜呑みにはしませんが、確かにその通りじゃないかと感じます。

 

特にボーカル。歌が上手い人は、練習をしなくても最初から上手いと思いませんか?

 

2)環境

生まれ育った環境も大きな影響を及ぼします。

 

例えば、お金持ちで幼少期から音楽教育を受けられる人は圧倒的に有利です。

 

親兄弟が誰も音楽をやらない。レッスンに通うどころか、楽器を鳴らすこともできない家に生まれた人はスタートラインにさえ立てません。

 

3)短期間で芽が出る

音楽やスポーツなどで結果(職業にできる。売れる)を出せる人は、短期間で芽が出る傾向にあります。

 

〈具体例1〉

中学生で楽器を始める→高校在学中にバンド活動して認められる→卒業と同時にプロデビュー。

 

〈具体例2〉

幼少期から音楽教室を受ける→小学生、中学生でいわゆる上級者レベルに到達→学校卒業後に演奏家として仕事をする。

 

〈具体例3〉

SNSで弾いてみたを投稿→短期間でフォロワー数が増える→お仕事の依頼が来る。

 

1はメジャーデビューできるバンドマンに多いパターンです。私が参加したバンドのメンバーもこのパターンでした。楽器は完全な独学。しかし、テレビ出演するバンドのギタリストとして演奏しています。

 

2は音楽一家や、裕福な家庭に生まれた方に多いパターンです。裕福な家庭に生まれたこと、環境が良いことも才能の一つです。

 

3はSNSが発展した現代に多いパターン。人から注目される才能を持った方(ルックスが良いも才能)が芽を出す事例です。

 

逆に…

〈例4〉

教室でレッスンを受ける→何年もかけてレベルアップ→プロになって大活躍!

…みたいな人を誰一人として見たことありません。

 

残酷ですが、これが現実だと考えます。

 

4)努力は無駄?

じゃあ遺伝子的にも適性がなく、環境にも恵まれない人はどうしたら良いのか?

 

努力しても無駄なのでしょうか?

年齢を重ねてからの遅いスタートは無駄ですか?

そうとは思いません。

 

そもそもが音楽をお仕事(金儲け)に選ぶことや、競技みたいに「結果を出すことが目的」と捉えることだけに限定するのが間違いです。

 

  • 結果を出さなければ、やる意味がない
  • 上手くならなければ無意味
  • プロ(上級者)になることが目的

みたいに考えることが間違いです。

 

商業音楽家として成功することが、必ずしも音楽の価値ではありません。

 

誰にでも、生涯を通じて楽しめる趣味として続けられます。

 

つまり、楽しむことが一番大切なのです。

 

5)承認欲求を満たさない

  • 上手くなりたい!
  • 人から認められたい!
  • 成功したい!

…みたいに強く思いすぎると、結果として良くないことになりやすいです。

 

音楽が楽しめなくなったり、やたら頑固になったり、まるで修行みたいに打ち込む人になってしまいます。

 

個人的に感じるのは…

すごく上手だけど、なんだか楽しくない演奏。

面白くない演奏。

そんなプレイヤーさんを時々見かけます。

 

逆に上手じゃないけど、ワクワクする人もいます。

むしろ、プロとして成功するのはこちらです。

 

私は凡人。趣味として目一杯楽しむぞ!

こんなユルい気持ちでちょうど良いんじゃないでしょうか?

 

6)メンタルブロック

承認欲求を満たそうと頑張り過ぎた場合、音にも影響が出ます。

 

上手くならなきゃ悪。

すごいって認められたい。

絶対にやらなければならない。

 

↑こう考えてしまうことで、心理的な抑制が掛かります。萎縮して余計に身体が動かなくなったり、先ほど挙げた様にあまり楽しくない演奏に聴こえてしまったり。良くない結果を生みます。

 

7)先生の立場

最近は、楽器演奏を教える先生がたくさんいます。生徒さんは上手くなりたい人で、先生も上達していただこうと一生懸命に指導されます。

 

私自身も、実はドラムとベース合わせて8人の先生からレッスンを受けた経験があります。

 

その際に感じたのは、先生と生徒の間に存在する「見えない壁」でした。

 

8)見えない壁

指導される先生の大多数が…

2)短期間で芽が出る

のどれかに該当する方であるケースが多いです。

 

  • 若い頃から音楽教育を受けていた
  • 音楽をする環境に恵まれていた
  • 音楽を仕事にできる素養がある

 

これらを持ち合わせた方が、講師になります。それゆえに、才能に恵まれなかった一般人の感覚をなかなか理解できないのではないでしょうか?

 

例えば…

  1. 上達を目的と考える先生
  2. 無理な練習を教える方

この二つが多いです。

 

9)上達を目的と考える先生

レッスンだから当たり前!?と思うかもしれませんが、実はここに盲点があります。

 

将来的に「音楽家としてプロになりたい」若い人にレッスンをするのと、「趣味として楽しみたい」一般の方をレッスンすることは真逆です。

 

先生をされてる方は当然プロで活動されています。そのため「趣味として最大に楽しむ」ことに関しては、あまり理解が及ばないケースが見られました。

 

10)無理な練習を教える方

趣味で音楽をする人には継続が難しい練習方法。そして、音楽が楽しくなくなる練習方法が存在します。ストイックで修行のような練習。

 

具体的には、ひたすた譜読み、クリックに合わせた反復練習みたいなのを長時間させるスタイルです。

「毎日◯時間やってください!」

先生たちがプロになるために行った練習方法ですが、社会人の生徒には無理です。

 

これらはプロになるためには正解ですが、挫折者を大量に生み出します。

 

11)できない人の気持ち

音楽で成功している人、上級者の立場にいる人には「できない人」の気持ちがなかなか理解できません。

 

なぜならば、これまで挙げた…

  • 遺伝的な素養があった
  • 音楽教育を受けられる環境で育った

方たちには、そうでないケースの経験がないからです。

 

ですから、成功者が行ったカリキュラムをなぞる様に真似しても「できる人」にはなれません。

 

見極め方は…

  • その人はどんな環境で育ったか?
  • プロ(上級者)になった時間(年数)

この二つを知れば、自分にとって有益なカリキュラムなのかが判断できます。

 

12)まとめ

私は音楽でプロとして成功することは、才能じゃないかと考えています。そこには努力だけでは越えられない壁が必ずあります。

 

ただ悲観的になることはありません。

 

例えばスポーツの世界を想像してみてください。同じ練習時間を費やしても、プロ選手になれる人となれない人がいます。

 

しかし、プロにならなくてもスポーツを楽しみますよね?楽器や音楽も、あれと同じことです。

 

音楽は、あまり気負わずに楽しんだ方が良いと思います。

 

また、指導される先生も「プロ育成」と「趣味」でカリキュラムを変えることをお勧めします。

 

趣味で嗜む人には、音楽で結果を出すことよりも「楽しむこと」を第一に教えることが大切ではないでしょうか?

 

音楽を楽しく続けられる場所を提供することこそが教室の役割じゃないかと考えます。

バイオリンベース(実用編)

今回は、バイオリンベース(実用編)です。

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1)ビートルズベース

バイオリンベースのイメージを尋ねると大多数の方が…

ビートルズのベース」

と答えるのではないでしょうか?

一般的な認識はそうじゃないかと思います。

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それくらい個性のある楽器です。

 

実際にビートルズ及び、ポップなロックバンドで使用すると、唯一無二にハマるのがバイオリンベースです。

 

もしビートルズや、同じく60年代から70年代の歌謡曲だったり、演歌を演奏するならば…

そのままで完璧!

  1. フラットワウンド弦を張る
  2. フロントピックアップを使用する
  3. ピック弾き

この3つで、それらしくなります。

 

じゃあ、他のジャンルは?

 

結論から言えば使えます。

ただし…

  • スラップ奏法
  • 歪ませる音作り

この二つには厳しいと思います。

 

今回は、欲張って何でも演奏したい人。

ちょっと邪道な使い方。

これらについて検証してみます。

 

2)バイオリンベースの特徴

まずはバイオリンベースの個性、クセを理解することから始めます。

 

まず、ボディ内部が空洞になっています。

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まさに、バイオリンと同じ構造です。

 

このことから、まるでアコギを弾いているみたいな演奏性となります。アコギ、ウクレレマンドリンみたいな感じです。アコベに近いかな?

 

そのためハウリングが起きやすくなります。フルアコエレキギターと同じですね。歪ませたり、アンプに近づいて鳴らすとハウリングします。そして、ショートスケールゆえの特徴もあります。

 

つまり…

 

  1. ハウリング対策
  2. ショートスケール対策

 

この二つをすれば使いこなせます!

 

3)ハウリング対策

先ほども触れたように、中空構造であるためにハウリングが起きやすい傾向にあります。

 

これの予防策ですが…

  1. アンプの方を振り向かない
  2. 空洞に詰め物をする

などがあります。

 

他にも「アンプを使わない」。

つまりライン直みたいな方法もありますが、今回はアマチュアベーシストがバンド活動でスタジオや、小規模ライブ会場で鳴らす場合を想定します。

 

ということで、「詰め物」について紹介します。

 

4)スポンジを詰める

これはフルアコのギターを使う人にも、定番となる対策でスポンジを中に入れる方法があります。

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ボディの共振をミュートするわけです。

実際、ビートルズバンドのドラマーをしていた時も、相方のベーシストさんで詰め物をしていた人が何人かいました。「タオルを入れてる」って言ってた人もいます。

 

上の画像の様に、ボディ内にスポンジを入れます。今回使用したスポンジはこちらです。

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100均で購入した洗車用スポンジ。

これを今回は5つ使用しました。

 

5)効果

スポンジを詰めたことで、ハウリングしにくくなりました。アンプ側を向いたくらいでは大丈夫です。

 

また、音がタイトになって輪郭が出ました。いわゆるソリッドボディのベースに近くなりました。

 

逆に詰め物をすることで「バイオリンベースらしさ」は2割引きくらいになってしまいます。しかし、ビートルズバンドをされない方には、むしろ扱いやすくなりメリットの方が多い対策だと思います。

 

6)ショートスケール対策

ショートスケールの特徴については、ほとんどムスタングベースと同じです。

目で見るショートスケール! - ムスタングベース友の会!

ムスタングベースを良い音で鳴らすコツ - ムスタングベース友の会!

世間で語られる「ローが出ない」は誤解です。

 

低域がめちゃくちゃ出ます。

代わりに高域が出ません。硬い音が苦手となるため、モヤモヤした音色になります。バイオリンベースの場合は、ポンポンといった音色になります。初期のビートルズを聴いてみてください。

 

しかしバイオリンベースは、リアピックアップがあるため、工夫すればムスタングベースよりタイトな音が出せます。

 

7)リアピックアップを使用する

ポール・マッカートニーは、フロントピックアップだけを使用しています。

 

じゃあ逆に、リアピックアップをメインで使うとどうなるのか?

 

タイトな音色、高域が出せるようになります。

これが攻略法となります。

 

8)私のセッティング

スイッチは…

  • SOLO
  • TREBLE(リア)ON
  • BASS(フロント)ON

にします。

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「SOLO 」というのは、いわゆるブースト。

というか恐らく「RHYTHM」の方が中にコンデンサーが入っていてカットされてるんじゃないかな?と思います。

 

ボリュームは…

TREBLEを10

BASSを2

くらいで、リアメインで使用します。

 

バラードなどの場合には…

TREBLEを2

BASSを10

とバランスを逆にします。

 

古い歌謡曲をやる場合には…

TREBLEを0

BASSを10

いわゆるビートルズのセッティングにします。

 

9)音作り

マルチエフェクターをこの様にしています。

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ZNRで楽器本体のノイズをカットします。

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歪ませないため、 THRSHを35、Decayは0にします。歪みを使う場合には、THRSHを10、Decayは30にセットしています。これを間違えると、不自然に音が切れてしまいますから気をつけてください。

 

最初にイコライザーです。

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低域をカットして、800Hz以上をブーストします。

 

コンプはブラックオプトを使います。

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しっかり掛けていますが、好みで設定してください。オンオフで音量が変わらないことが、ハウリングしないポイントです。

 

ダークグラスを味付けに使用します。

オーバードライブなのに、歪ませません。

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GAINを上げない、歪ませないのがポイントです。

 

最後はプリアンプです。

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800とTrebleを少し上げます。

GAINを上げないのがポイントです。

 

 

10)まとめ

バイオリンベースは個性的な楽器ではありますが、工夫することで割と幅広いジャンルで使える様になります。

 

ただし、ホロウボディであるためハウリング対策が必要となります。アンプで大音量を出す人は、いさぎよく歪ませないのがポイントです。

 

もしショートスケールのベースで…

  • 歪ませたい
  • 指弾きやスラップしたい

そういった方にはムスタングベースをオススメします。

ムスタングベース友の会!

 

バイオリンベースは制約はありますが、魅力のある楽器です。

 

何よりも軽い!

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いいですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイオリンベースについて

今回は、バイオリンベースについての記事です。

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取り上げているのは、ヘフナーではなくグレコのバイオリンベースとなります。ご了承ください。

 

1)Greco VB-90

2002年のフジゲン製です。

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コンディションも良く、さすがの日本製です。

楽器の質が違います。

 

2)ビートルズバンドやるなら?

もしビートルズバンドのポール役をやるなら、ヘフナーを買った方が間違いないです。ドイツ製の本物をです。

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お値段がビックリですが、ビートルズバンドをしたら必ず欲しくなります。やっぱり、みんなコレを使ってるからです。

 

そうでない方には、日本製のバイオリンベースはコスパが高くてオススメです。

 

3)グレコ

神田商会が企画したブランドで、製造は外注に出しています。製造工場は年代によって違います。

 

こちらは、フジゲン製。

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本物のヘフナーとの最大の違いはペグです。

ヘフナーにはギター用のペグが採用されており、普通のベース弦が使えません。ヘフナーの純正品か、ラベラやロトサウンドから出ているビートルズベース専用の弦が必要になります。

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4)ミディアムスケール

グレコは、GOTOHのペグが採用されています。

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ですから、ミディアムスケール以上の一般的なベース弦が使えます。私が張ってるのは、ダダリオのブラックナイロン弦。ミディアムスケール用です。

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5)ゴトーのペグ

取り付け穴が14ミリのペグですから、ペグ交換も簡単にできます。

 

VB-90に使われているペグは、1個60グラムでした。GB707あたりの製品だと思われます。

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GB350に交換すれば120グラム(1個30グラム)の軽量化も可能です。

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パーツの汎用性が高いですね。

 

6)音色

実際に弾き比べたわけではないため、過去の記憶による話となります。

 

ビートルズバンド時代、あえてグレコのバイオリンベースを使用するベーシストさんがいました。その方はこれ1本で、初期の曲から後期まで演奏していました。

 

実際、本物のヘフナーを使っているベーシストさんは年代によってはリッケン4001に持ち替えます。ヘフナーだけでは厳しい曲があるそうです。

まあ…マニア度の問題もありますが。

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その点、ヘフナーよりもグレコの方が音色が硬く、普通のベースに近い音色。汎用性の高い音がします。

 

7)お値段と品質

グレコVBは中古でしか入手できません。

だいたい3万円から6万円くらいの相場となります。

 

同じ価格帯で、ヘフナーの中国製が新品で購入できます。悩ましいところです。

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…が、間違いなく日本製の方が品質が良いです。

  • 木材の質が良い
  • パーツ類の品質が良い
  • 加工技術、組込み精度が高い

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中古を見極める能力が必要なので一概に言えませんが、良い個体を選んだら下手したらドイツ製より丁寧に作られています。当時の9万円ですから、今なら15万円くらいの楽器でしょうか?

 

以上ですが、次回は実用編を投稿します。