今回は、サンズアンプについてです。

1)Sansamp Bass Driver DI
おそらく、ベース用で一番有名なエフェクター。
定番のプリアンプです。

TECH21 Sansamp Bass Driver DI V2
私のは、ミドルがついた新しいバージョンです。
使ってみた感想は…
これで良いんじないの?
これが良い!
です。
おそらく、万人にオススメできます。
旧バージョン同様に、全部フラットで通すと…ドンシャリになります。

しかし、プレベなのでそこまでミドルが無くなりません。ローミッドは残ります。
そのため、プレベとの相性が良いですね!
2)プレベの音作り
前回書きました様に、プレベは音作りが難しい楽器です。
難しい理由は…
輪郭がモコモコする
こと。
輪郭モコモコは、ミドルの出過ぎです。ですから、ミドルカットすれば解決します。サンズアンプはミドルがカットされる仕様になっています。
つまり、サンズアンプを通すことでプレベの扱いにくさを解消することが出来ます。
3)音がカッコ良い!
サンズアンプの良いところは、音がカッコ良くなることです。
通すだけで、カッコ良い音になる。
カッコ良いは正義ですね。
4)セッティング
セッティングは、ほぼフラットで大丈夫。

私はプレベのピック弾きですが、画像の様にしています。
プレベはミドルがめちゃくちゃ出る楽器なため、サンズアンプでミドルがカットされても、ちょうど良い感じになります。
逆に「サンズアンプを使うと音が抜けない」と感じる方は、ミドルを持ち上げることで埋もれない音になると思います。

どうやらサンズアンプは、アクティブベースよりパッシブベース。ピック弾きか、スラップ奏法と相性の良い機材みたいです。
5)音作りで迷わない
サンズアンプを通すと、90年代から現代(2025年)で良く聴かれている「ちょっと歪んだ、ちょいワルな」ベースの音になります。
どんな楽器でもサンズアンプの音になるくらい、主張の強いプリアンプですから、逆に音作りで迷いません。初心者向けですね。
6)MXR、ダークグラスとの違い
MXR、ダークグラスは歪みが「ディストーション」となります。対してサンズアンプは「オーバードライブ」です。
ですから、メタルとかアニソン系。派手なスラップするような奏者には、MXRやダークグラスは良いです。
少し前のJ-POP。ポップス寄りなロックや歌ものをやる人、それから掛けっぱなしで使いたい人には、サンズアンプの方が合ってると思います。サンズアンプの歪みは、割と汎用性が高いです。
7)まとめ
サンズアンプの良さを改めて実感しました。
一番効果が分かりやすいです。
そして、音がカッコ良いです。
迷うなら、とりあえずサンズアンプじゃないかと思いました。コレだけ足元に置いておけば、たぶんバンド活動していて困らないでしょう。
サンズアンプは良い。
そう実感しました。