…禁断の話題です。
コンデンサーで音が良くなる!
結論ですが…良くはならないと思います。
これを語ると叱られるのですが、コンデンサーを通さずに直結が、一番ロスのない劣化しない音になります。
ピックアップ直結です。
私も色々なコンデンサーを試しました。
オレンジ色のゴツいやつや、ビタミンうんたら、サークルDなど。
最初は「音が太くなった!」と喜びましたが…
だんだんと「これって音の劣化具合が変わるだけか?」と気づきました。
音の劣化する加減が変わるだけです。
シールドで音が良くなる!
これもコンデンサーと同じです。
よく「音が太くなるシールド」が話題になりますが、あれは高域が劣化する電材です。
ハイ落ちです。
ハイが削れた分、ローが相対的に目立つ。
音が太くなった気になる。
こういう理屈です。
コンデンサーも全く同じです。
弦で音が良くなる!
音が良いか悪いかは、演奏する曲やジャンルによって変わります。
ですから、「音が良い弦」はありません。
ただ、音程が合わない弦は論外です。
ダダリオ、アーニー、フェンダー、リチャードココなど、有名なメーカーの弦を選んだらオッケーじゃないでしょうか?
音色は出力側で変えることが出来ます。
特にエフェクター使う人は、弦の違いはエフェクターで変わってしまいます。
- 音程が合う
- 弾きやすい
- 手に入れやすい
この3つの条件が揃っていたら、何を使っても利酒レベルの違いだと考えています。ですから、安くて品質の良いフェンダー純正弦をオススメします。こまめに新品に交換した方が良いです。
弦による音の違いは、EQで補正できます。
特に観客には、弦の違いは分からないです。
高級な木材は音が良い!
エレキベース(エレキギター)では、ほとんど無関係だと思います。音に影響する要素は、1割以下でしょう。
気温や湿度で動きにくい、壊れにくい、しっかりした木材なら、なんでも良いのだと思います。
木を使わなくても良いのです。
ネジの締め方で音が良くなる!
これも科学的に考えてみてください。
例えば、ネックジョイントのビスをしっかり締めると、ボディの振動が伝わりやすくなります。
ピックガードのネジは逆です。
締め付けると振動を抑えるミュートになります。
タイトな音になります。
振動が増える→倍音が出る→ローが目立つ
振動減らす→輪郭のあるハイが出る音
こういう理屈です。
楽器は物理と科学
例えば「電気パーツで音が変わる」というのは、理系の人たちから見たら非科学的な話になります。
高域の信号が劣化して、低域が目立つ様になるだけ…となるわけです。
…夢が壊れる禁断のお題でした。