機材沼!(2)

今回は、ベースのエフェクターについてです。

 

エフェクター

f:id:J1Pqsr:20241022202620j:image

画像は…

過去に私が所有したエフェクターです。

今はZoomのマルチしか持ってません。

エフェクターも、機材沼になりやすいのですよ。

 

ベース用エフェクターの普及

私は元ドラマー。1999年から20014年まで、バンドでドラムを演奏していました。

 

しかし、エフェクターを使うベーシストさんとバンド活動をしたことがありません。10人以上の方とリズム隊を組みましたが、見事に全員アンプ直結でした。2024年現在、40歳から60歳の方たちです。

 

アラフィフ以上の人なら、たぶん全員納得されると思いますが、私たちが若い頃(2000年くらいまで)はベースはアンプ直結が多数派でした。

 

しかし、この10年くらいで一気にエフェクターが普及しました。たぶん、スラップ奏者が増えたこと、バンドではなく、1人で演奏する「弾いてみた」が流行ったことが関係あると推測しております。

 

その影響で、ベーシストのタイプが三分化されます。

  1. スラップ主体の弾いてみた奏者
  2. 指弾きのベーシスト
  3. ピック弾きメインのベーシスト

 

私は、3の人間に分類されます。

1の方が、エフェクターを多用する傾向にあります。2でジャズ系の人は、ほぼアン直ですね。

 

エフェクターを使わない選択

私自身も色々なエフェクター、主にプリアンプ(歪)を使いましたが、結局…

アンプ直が一番良いな!

そう感じるようになりました。

 

理由は、プレベムスタングの音が好きだからです。何も加工しない、そのままアンプから出る音が好きで、今のベースを使っています。

f:id:J1Pqsr:20241023052254j:image

まあ、エフェクターを多用するジャンルをやらないってのもあります。

 

割とアン直の人は多い

実際、私の周りのリアルなベーシスト。

8割がアンプ直結です。

過去にレッスンを受けた先生も、アン直のベーシストさんでした。40歳くらいの方です。

 

前述したように、最近若い子に流行りのギターみたいに歪ませるベースや、スラップ全開の曲をやらない人には、あまり必要ないのも事実です。

 

活動場所

私たちみたいな「おやじバンド」は、月一のスタジオ練習+飲み会。ライブは、ノルマのない小さな会場みたいなパターンがほとんどです。

(※お客さん呼べない、身内だけですから)

 

スタジオでは、アンプで音を調整。

ライブも、ステージ上のベースアンプから出る音が客席まで届きます。

 

たまにある対バンイベントでは、転換時間もないため、外音はPAさんにお任せします。

 

ですから、プロを目指す若い人たちみたいに、大きなエフェクターボードは出番がないのです。レコーディングもしませんから。

 

むしろ邪魔になってしまいます。

  1. 荷物が増える
  2. セッティングに時間がかかる

特に荷物が増えることは…おじさんには辛い。

 

マルチエフェクター

ですから、足元に置くのはマルチエフェクターで十分です。マルチは、とても便利で最高です。

f:id:J1Pqsr:20241023051246j:image

割とプロの方でも、マルチを使用される人が多くいます。寺沢功一さんとか。

 

また、海外のベーシストさんなんて、マルチ一つみたいな人が多かったり。しかもレジェンド級の人ほど機材がシンプルな傾向にあります。

 

利酒レベル

マルチは音質が良くないと言われる方もいますが、実際のバンド活動は、ギターやドラムの音が混ざり合って完成します。ベースだけの音じゃありません。
 
いわゆるアンサンブルに混ざると、音質…私の腐った耳では違いが分からないです。むしろ主張が強くないから、引っ込んでバンドに溶け込みます。

 

ベースとドラム(リズム隊)は裏方なんです。

主役であるボーカルを邪魔しない、控えめが、アマチュアバンドではちょうど良いのではないでしょうか?

 

マルチはオススメ!

アンプ直結でなく、マルチ一つは割と実用的でオススメです。

 

マルチエフェクターの使い方がよく分からないって方を聞きますが、欲張らないことがコツです。あくまでもアンプ直に補助がついた感じ?に解釈したら、めちゃくちゃ使える機材になります。

 

マルチエフェクターについては、また次回の記事で紹介します。

 

以上、機材沼シリーズでした。