今回は、ベースのエフェクターについてです。
エフェクター沼
画像は…
過去に私が所有したエフェクターです。
今はZoomのマルチしか持ってません。
エフェクターも、機材沼になりやすいのですよ。
ベース用エフェクターの普及
私は元ドラマー。1999年から20014年まで、バンドでドラムを演奏していました。
しかし、エフェクターを使うベーシストさんとバンド活動をしたことがありません。10人以上の方とリズム隊を組みましたが、見事に全員アンプ直結でした。2024年現在、40歳から60歳の方たちです。
アラフィフ以上の人なら、たぶん全員納得されると思いますが、私たちが若い頃(2000年くらいまで)はベースはアンプ直結が多数派でした。
しかし、この10年くらいで一気にエフェクターが普及しました。たぶん、スラップ奏者が増えたこと、バンドではなく、1人で演奏する「弾いてみた」が流行ったことが関係あると推測しております。
その影響で、ベーシストのタイプが三分化されます。
- スラップ主体の弾いてみた奏者
- 指弾きのベーシスト
- ピック弾きメインのベーシスト
私は、3の人間に分類されます。
1の方が、エフェクターを多用する傾向にあります。2でジャズ系の人は、ほぼアン直ですね。
エフェクターを使わない選択
私自身も色々なエフェクター、主にプリアンプ(歪)を使いましたが、結局…
アンプ直が一番良いな!
そう感じるようになりました。
理由は、プレベとムスタングの音が好きだからです。何も加工しない、そのままアンプから出る音が好きで、今のベースを使っています。
まあ、エフェクターを多用するジャンルをやらないってのもあります。
割とアン直の人は多い
実際、私の周りのリアルなベーシスト。
8割がアンプ直結です。
過去にレッスンを受けた先生も、アン直のベーシストさんでした。40歳くらいの方です。
前述したように、最近若い子に流行りのギターみたいに歪ませるベースや、スラップ全開の曲をやらない人には、あまり必要ないのも事実です。
活動場所
私たちみたいな「おやじバンド」は、月一のスタジオ練習+飲み会。ライブは、ノルマのない小さな会場みたいなパターンがほとんどです。
(※お客さん呼べない、身内だけですから)
スタジオでは、アンプで音を調整。
ライブも、ステージ上のベースアンプから出る音が客席まで届きます。
たまにある対バンイベントでは、転換時間もないため、外音はPAさんにお任せします。
ですから、プロを目指す若い人たちみたいに、大きなエフェクターボードは出番がないのです。レコーディングもしませんから。
むしろ邪魔になってしまいます。
- 荷物が増える
- セッティングに時間がかかる
特に荷物が増えることは…おじさんには辛い。
マルチエフェクター
ですから、足元に置くのはマルチエフェクターで十分です。マルチは、とても便利で最高です。
割とプロの方でも、マルチを使用される人が多くいます。寺沢功一さんとか。
また、海外のベーシストさんなんて、マルチ一つみたいな人が多かったり。しかもレジェンド級の人ほど機材がシンプルな傾向にあります。
利酒レベル
マルチは音質が良くないと言われる方もいますが、実際のバンド活動は、ギターやドラムの音が混ざり合って完成します。ベースだけの音じゃありません。
いわゆるアンサンブルに混ざると、音質…私の腐った耳では違いが分からないです。むしろ主張が強くないから、引っ込んでバンドに溶け込みます。
ベースとドラム(リズム隊)は裏方なんです。
主役であるボーカルを邪魔しない、控えめが、アマチュアバンドではちょうど良いのではないでしょうか?
マルチはオススメ!
アンプ直結でなく、マルチ一つは割と実用的でオススメです。
マルチエフェクターの使い方がよく分からないって方を聞きますが、欲張らないことがコツです。あくまでもアンプ直に補助がついた感じ?に解釈したら、めちゃくちゃ使える機材になります。
マルチエフェクターについては、また次回の記事で紹介します。
以上、機材沼シリーズでした。