アマチュアバンドはジャンルを選ぼう!

今回は、マチュアバンドにおける「ジャンル選択」について書きます。


実はジャンル一つで運命が大きく変わってしまうのです。

 

なかなか集まらないパート

メンバー募集を掛けた際に、なかなか見つからないパートがあります。

なんだと思いますか?

 

キーボードです!

実はドラムでもベースでもなく、キーボード奏者はほとんど見つからない。希少パートです。

 

ですから、キーボードやピアノがメインのジャンルはメンバー集めに苦労します。もしあなたがキーボード奏者なら、まさに「ひくてあまた」です。

 

メンバーが集まりやすいジャンル

それは、ギターがメインのロック系です。洋楽なら60年代から70年代。邦楽なら、いわゆる80年代のバンドブームに誕生したバンドのカバーや、歌謡曲です。

 

理由は、楽器編成も楽曲構成もシンプル。難易度も頑張れば手が届くレベル。そして何よりも「みんなが知っている」からです。

 

メンバーが集まらないジャンル

逆に、前述したキーボードがメインのジャンルや、超絶技巧が要求されるジャンル、ボーカルがめちゃくちゃ特殊で、常人には歌えないバンドのカバーなんかもメンバー集めに苦労します。

 

メンバーが集まらない=スタートラインに立てないわけです。

 

理想よりも現実を選ぶことが、アマチュアバンドには必要だと考えます。

 

うまくいくジャンル

それは、誰でも知ってる人気のある曲を演奏するコピーバンドです。

 

ただ、選曲をしっかり考えないと大変です。

  • ボーカルがめちゃくちゃ難しい
  • 超絶速弾きギター(ベース)
  • 超絶ドラム

曲が完成せずに終わってしまいます。

 

コピーバンドは活動しやすい

ちょっとしたイベントや、小さなライブ会場では、コピーバンドは出演しやすいです。

 

ライブ出演できない

矛盾するようですが、大きなライブハウスは、コピーやカバーバンドがNGで、オリジナルバンドしか出演出来ない場所もあるから注意してください。

 

同じ目的の人たちとバンドする

例えばメンバーの中に…

  1. 趣味として気楽にバンドしたい人
  2. プロ並に上手くなりたい人

…がいたとします。

 

間違いなく、上手くいきません。

 

特に2の人には物足りなく感じますから、必ず行き違いが発生します。

 

上手くなりたい人は、頑張ってプロ嗜好のバンドに参加することをオススメします。

 

方向性が同じ人たちとバンドをする。

当たり前ですが、大切です。

 

メンバー募集は明確に

例えば…

「バンドメンバーを募集します!人柄重視で技術、年齢は問いません。曲はとりあえずコピーをしながら、いずれはオリジナルをやりたいです。選曲はメンバーが揃ってから決めましょう!」

みたいな募集記事。

 

失敗する確率が高いです。

 

まとめ

バンドのジャンル選択で、ライブ出演の方向性が変わってきます。運命が変わります。

 

ですから、先を見越してジャンルや選曲を行うことが、バンドの明暗を決めることでしょう。

 

また、何よりも「背伸びしない」こと。

これがアマチュアバンドには大切です。

 

マチュアバンドは、背伸びしない。

熱くなりすぎない。

ゆるいことが長続きさせるポイントです。