ブロンコベースのピックアップを交換しました。
オリジナルのピックアップ
元からのピックアップは、ポールピースが6本あるタイプです。
抵抗値5.96。
ギターのシングルピックアップとして、標準的ですね。
直流抵抗値
ピックアップの巻き数による抵抗の数値です。テスターで計測できます。巻き数が多いと抵抗値が高い数字になります。数字の大きい方が低音が出ると言われています。実際は、ハイが削れて相対的にローが出てる様にも感じます。
ですから、たくさん負けば良いのわけじゃないのが難しいところです。抵抗値が少ない方が、輪郭のハッキリした扱いやすい音色になります。
ベースのピックアップ
一般的にジャズベースのピックアップは、7〜8キロくらいです。プレベが9〜11キロくらいです。
ジャズベースの音がスッキリしているのも、この数値と関係あるでしょう。プレベはハイが出ずにモコモコします。
さて、今回交換したのはレースセンサーです。
クラプトンが使用していたことで有名なピックアップですね。シングルピックアップなのにノイズが少ないことで有名です。
シングルで輪郭ある音色を作りたい。
ノイズも少なくしたい。
そう考えて、これを選択しました。
Lace Sensor
レースセンサーは出力に応じて、色の名前になっています。
エリック・クラプトンのは、Goldです。
抵抗値5.8Kとなっています。
ブロンコベースのオリジナルと同じくらいですね。
一番パワーのあるピックアップは、14.5KあるRedです。よくブロンコベースの交換用に選ばれるやつですね。
しかし経験上、輪郭がなくなりモコモコになるんじゃないか?と推測しました。
プレベ同様にモコモコなムスタングベースのピックアップが、10キロくらいだから、それより控えめにしようと考えました。
Lace Sensor Burgundy
今回「Burgundy」を選択しました。
ワインみたいな紫のことですね。
公式の抵抗値が、8.9キロとなっています。
実物は、こんな感じです。
そして、抵抗値は…
9.32ありました。
さっそく載せてみます。
交換作業
今回はせっかくなので、回路も新しく作りました。
シンプルなので、誰でも作れます。
ブロンコベース自体もシンプルな構造です。
簡単に作業が完了しました。
完成
こんな感じになりました!