これまで紹介して来たように、色々な楽器を取っ替え引っ替え…使用してきました。
その上で、品質と価格ともにバランスが良く、楽器としても最高に素晴らしいと感じたメーカーがフジゲンです。
フジゲン
日本を代表する楽器メーカーです。
フェンダージャパンを作っていたことで有名ですね。
私がムスタングベースと共に、バンド活動で使用している楽器がこちらです。
Neo Classic NPB100MAH
おそらく、フジゲンを代表するネオクラシックシリーズ。その中のプレベタイプです。
ボディがアッシュ、指板がメイプルのベース。
このナチュラルカラーが、一周回って大好きです。
実は過去にジャズベースも所有していました。
とても良い楽器で、手放すんじゃなかったと後悔しているベースです。
品質が良い
とにかく組み込みが、丁寧に作られています。仕事がめちゃくちゃ綺麗です。
ネックが素晴らしく、しっかりしています。
剛性が高いのか、ガッチリした安心感。
そして、フレットの打ち方が綺麗です。
YAMAHAやフェンダーはバリだらけなのですが、フジゲンはバリどころか引っかかりが一切ありません。指板もネックも滑らかで、綺麗な木材が使用されています。ポジションマークは暗い場所で光る素材が使われています。
ボディにしても、木目が綺麗です。
私のプレベはアッシュなのですが、木目が良い!
同じくらいの価格のフェンダーやYAMAHA、バッカスなどと比較しても、フジゲンの方が圧倒的に良いです。
10万円あたりのベース(ギター)の多くは、海外製で品質の怪しい物がほとんどです。しかし、フジゲンは日本製です。
パーツもGOTOH製を使用。ピックアップも素直で扱いやすい。電装品の半田や取り付けも丁寧。
文句なしです!
※↑ロゴも個人的には好きです。悪くないよ?
工場の動画
フジゲンの工場を紹介した動画があります。
いくつか載せます。
弾きやすい!
不思議な弾きやすさを感じます。
たぶん、ネックの剛性が高く安定していること。ネックや指板の仕上げが丁寧で滑らかであること。フレット端の処理が綺麗であることなどが関係しています。
木工の技術がフェンダーやYAMAHA、バッカスよりかなり格上です。
例えば、フェンダー(USA)はフレットがかなり雑に打ち込まれ、バリがあります。ネックも新品でもまっすぐじゃありませんでした。良く言えばアメリカンでワイルド。実際には、リペアしないと使いにくいです。
それからヤマハはバリだらけで、怪我をしそうでした。めちゃくちゃ品質が悪く、世間の評価がステマじゃないかと疑うレベル。
バッカスは、ネックが華奢なのが弾いていて感じます。めちゃくちゃ振動します。油断するとハイ起きします。
フジゲンは、そういった問題が全くありません。
安い!
これだけ素晴らしい品質の楽器なのに、13万円(2024年現在)。
ハイエンド工房が同じ楽器を作ったら、たぶん30万円くらいの販売価格になるはずです。
なぜ安いのかは…
設備とOEMで得たノウハウ。
製造業としての管理が上手いのだと思います。合理的で無駄がないのでしょう。
自動化した設備を使って、効率良く生産することで安くなる合理的な生産システムが出来ています。
フジゲンがOEM
実はフェンダージャパンだけでなく、フジゲンが作っていた楽器はたくさんあります。
フェンダーと比較して
フェンダーは良くも悪くもアメリカン。購入してからも手がかかります。
私のムスタングベースは新品で購入しましたが、リペアに出しています。
ノイズ対策、ナット交換、ピックアップと電装パーツ全交換に出しています。
もちろん、そのまま使えなくはありませんが、今一つ未完成な感があります。
それがフジゲンにはありません。
ぶっちゃけ、フジゲンを選んでおいたら迷わない。無駄遣いもしません。演奏だけに集中できます。
フジゲンを選ぼう!
たぶん、フジゲン持っていたらバンドで困らない基準を満たしてます。
当然、プロがお仕事にも使える品質。
フジゲンは素晴らしいです!